OWS事務局ブログ

2010年10月14日

北限域の造礁サンゴ分布調査プロジェクト荒崎探索 調査終了

9月26日に開催予定だった荒崎公園での造礁サンゴ探索調査が
台風12号の影響で10月9日に延期され、無事終了しました。

あいにくの空模様となってしまいましたが、5名の調査員で
探索調査を決行しました。

今回は調査対象エリアの西側部分1/3程度しかできませんでしたが、
それでも、50群体以上のサンゴが確認できました。

サイズも長径40cm程度から1m程度のものまであり、このエリアで
しっかりと冬超えをしていることが分かりました。

s-M0012700.jpgs-M0012696.jpg

また一部白化している群体も確認できました。
今後、残りのエリアも是非調査したいと思っています。
今回参加できなかった方も、次回是非ご参加下さい。

posted by OWS at 12:47 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月11日

北川サンゴ探索調査  終了

8月8日(日)に東伊豆の北川でサンゴ探索調査を実施しました。
午前中少し曇っていたのですが、午後からは日差しも戻り
無事調査が終了しました。

東伊豆の北川は現地ダイビングショップから造礁サンゴの生息情報が
寄せられていました。
今回はこのポイントに、どんな造礁サンゴがどのくらい生息しているか、
きちんとデータを取ることが目的です。

 s-IMG_0003.jpg s-IMG_0020.jpg

ポイントは北川の南側にある穴切湾の「カジカキ」というポイント。
ボートからエントリーし、数メートルいったところの根に緑色の
「ミレポラコモンサンゴ」がびっちり生息していました。

目が慣れてくると、そのほかにも「トゲイボサンゴ」や「キクメイシ」
など、他のサンゴも生息しているのがわかりました。

s-ミダレカメM(K).jpg

参加者がバディ単位でそれぞれのサンゴのサイズ確認や写真撮影を
行い、大変貴重なデータ収集ができました。

ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。

posted by OWS at 15:26 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

北限域の造礁サンゴ分布調査 館山モニタリング調査終了

OWSが推進する「北限域の造礁サンゴ分布調査」の館山でのモニタリング調査を、
7月17日(土)18日(日)、千葉県館山市坂田で実施しました。

OWSメンバー12名と、研究者の山野博哉先生、中井達郎先生、杉原薫先生、
に加え今回は高砂淳二理事にも参加頂き、総勢16名で臨んだサンゴ調査。
朝日新聞の記者3名も取材に来てくださいました。

7月18日の朝日新聞東京朝刊1面にこの調査の様子が大きくカラーで紹介されました。
その他、大阪朝刊2面、名古屋朝刊1面と第2社会面、朝日コム(Web)では写真
と約30秒の動画が掲載されました。
http://www.asahi.com/science/update/0717/TKY201007170373.html

s-M0012269.jpgs-DSC_7645.jpg

今回は参加者が多かったので、コドラート調査に加え、ライントランジット調査も
実施しました。参加者は慣れた手つきで作業を行い、無事調査を終了しました。

新人調査メンバーも4名誕生し、初参加ながら大活躍されました。

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今年度は下記日程で造礁サンゴ調査を実施する予定です。
調査初心者の方も大歓迎です。
ご興味のある方は事務局にお問合せ下さい。

北川探索調査       8月8日
荒崎探索調査(スノーケル)9月26日
西伊豆モニタリング調査  10月23日〜24日

これ以外にも調査を予定しております。
決まり次第メールニュースで広報いたします。

posted by OWS at 10:10 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

サンゴ探索調査 房総 終了しました

フィールド委員の後藤です。

5月15日(土)と16日(日)の両日でサンゴ探索調査房総を実施しました。
少し風が強かったのですが、お天気に恵まれ無事調査を終えてまいりました。

鴨川での調査は「あしか根」を中心に探索を行いました。
造礁サンゴは確認できませんでしたが、オノミチキサンゴやビワカライシなど
非造礁性のサンゴはたくさん生息していました。

西川名では「トビエイの根」と「大根」の探索を行いました。
カイメンを覆いつくす勢いで成長しているミレポラコモンサンゴや触手を
たくさん出しているキクメイシなどを確認しました。

カイメンを覆うミレポラコモンサンゴ触手を伸ばすキクメイシ

また、ストロベリーサンゴ(サンゴモドキ科)の群生ポイントも発見し
充実した調査となりました。

ストロベリーサンゴ

ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。



posted by OWS at 13:14 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

造礁サンゴフィールド図鑑 完成

図鑑03.jpg「造礁サンゴフィールド図鑑」
 伊豆・三浦・房総編
が完成しました。

今年は前編(全62ページ 6穴バインダー形式)で
22種類の造礁サンゴが掲載されています。

この図鑑は、主にモニタリング調査や探索調査ツアー中に観察できた造礁サンゴの観察記録を図鑑としてまとめたもので、調査に参加された方々が撮影した写真がたくさん掲載されています。

図鑑中身.jpg

研究者用の専門書ではなく、一般のダイバーやシュノーケリング愛好者が
海で観察する際に役立つ、実用的な図鑑として制作しました。

ご希望の方は、事務局までお問い合わせください。
詳細はこちら。
http://www.ows-npo.org/activity/sango/zukan.html

今年度末(2011年3月)には今年の観察記録を追加して、後編を発行する予定です。

※この図鑑は「東京ガス環境おうえん基金」の助成を受けて制作しました。

posted by OWS at 17:02 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

「造礁サンゴ調査と保全」セミナー 終了

OWS研究員の浪崎です。

2月13日(日)、ダイビングフェスティバル会場のセミナールームにて、「造礁サンゴ調査と保全」セミナーを実施しました。

今回のセミナーのメインテーマは、
「なぜ北限の造礁サンゴを調べるのか?」

はじめに、「OWS北限域の造礁サンゴ調査」の概要について私から簡単に紹介した後、造礁サンゴの分布北限である、関東周辺の造礁サンゴを調べる意義について、国士館大学の中井達郎さんにご講演いただきました。

氷河期から現在にかけて、自然現象としての地球の温度変化と生物の関係を貝を例に解説、長い歴史の中でみると、生物はダイナミックに生息地を変化させてきたがよくわかるものでした。

そして、これからの人為的な影響による地球温暖化は歴史からは予測できないもので、温暖化の指標となる北限のサンゴを科学的に調査することは重要と。しかし、そもそも海の中は人の目が届かないので、北限のサンゴのことはまだわかっていないことが多く、ダイバーの目撃情報はとても貴重な情報になる。市民が主体的に取り組む必要があるというメッセージを伝えていただきました。

最後に、OWSの造礁サンゴ調査の具体的な参加方法とこれまで得られた結果、そして現在制作中の北限造礁サンゴフィールド図鑑について紹介しました。

会場からは、「調査の結果は、今後どのような形で公表されるのか?」との質問をいただき、プロジェクトメンバーである研究者が論文や学会発表等で発表すると同時に、OWSでは、調査結果をわかりやすい形で多くの方に発信するために、トークセッションや会報誌等で発表していきたいと思っています。




4月17日に六本木のミッドタウンで開催する、トークセッション・スペシャルエディションでは、プロジェクトメンバーである3名の研究者から調査のこれまでとこれからの展望を講演いただきます。詳細が決まり次第、ホームページでご案内します。

家に帰るとどっさりと雪がつもり、辺り一面雪景色。
こんな寒い日に、18名以上のとても熱心な方々にご来場いただきました。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

posted by OWS at 14:34 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

「造礁サンゴ調査と保全セミナー」開催

2/12〜14に開催されるダイビングフェスティバル2010の
一般来場者向けセミナーとして、2/13(土)に「造礁サンゴ調査と保全セミナー」を開催します。

サンゴ調査.jpgテーマは「北限域の造礁サンゴ分布調査」における
OWSの取り組み。
講師はOWSのサンゴ調査にプロジェクトメンバーとして、
ご協力いただいている国士舘大学の中井達郎氏。

OWSの行っているサンゴ調査の概要、北限域の造礁サンゴの分布調査を行う意義、私たち市民ができることなどを解説していただきます。

セミナーだけでなく、会期中はOWSとしてブース出展もしています。
ダイバーのみならず、ダイバーでない方も、ぜひご来場ください。
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●タイトル 「北限域の造礁サンゴ分布調査」におけるOWSの取り組み
      〜市民ダイバーが参加できる造礁サンゴ調査とモニタリング〜

●講師  中井達郎(国士舘大学非常勤講師)
      司会:浪崎直子(国立環境研究所/OWS研究員)

●開催日 2月13日(土)11:00〜12:00

●会場  東京ビッグサイト西4ホール
      フェスティバル付帯会議室・ルームA

●参加費 無料

●定員  50名(当日受付・先着順)

●主催  日本スクーバ協会 DF実行委員会
      http://www.scuba.or.jp/

●協力  特定非営利活動法人 OWS

※ダイビングフェスティバル2010
http://www.scuba.or.jp/df2010/

※このセミナーは東京ガス環境おうえん基金の助成を受けて開催します。

posted by OWS at 13:27 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

富戸サンゴ調査終了しました

フィールド委員・OWS研究員の浪崎です。
1月17日、北限域の造礁サンゴ分布調査の富戸補完調査を実施しました。

昨年10月にはじまったOWS北限域の造礁サンゴ分布調査の潜水調査は、西伊豆
の安良里、東伊豆の富戸、房総半島の館山の3か所にモニタリングサイトを設け、
毎年1年に1度、同じ場所を同じ調査方法で調べて変化を追っています。

東伊豆の富戸には、1m×1mの永久枠(コドラート)を2か所設置しており、今回
の調査では永久枠の写真撮影と造礁サンゴのスケッチを行いました。
永久枠を設置した場所は、水深が5mととても浅いので、ドライスーツで中性浮力
をとるのに一苦労。普段ならなんてことない軽いうねりがこたえました。

IMG_0089.jpgIMG_0092.jpg

コドラート調査終了後は、サンゴ図鑑用の写真撮影。写真のようなカイメンの上
を覆うようにして生きている造礁サンゴを発見。造礁サンゴの北限でも、住み場
所をめぐって争いが起きているんですね。

IMG_0102.jpgIMG_0104.jpg

伊豆の定点調査は、昨年10月末に西伊豆で実施しましたが、東伊豆は悪天候で延
期、日程をあらためた12月は群発地震が発生してまた延期と、日程変更が重なり
ました。ようやく1月17日に補完調査が無事終了。これで、今年度の定点調査が
無事すべて終了しました。今後も、毎年定期的に、同じ場所をモニタリングして、
地球温暖化の影響などの環境変動を明らかにしていければと考えています。

北限域の造礁サンゴ分布調査プロジェクト、次回は2010年2月28日(日)に、
千葉県房総半島の西川名で「ディスカバリーツアー」を開催します。
冬は透明度がとってもきれいで爽快です。ぜひ一度、参加してみてください。
http://www.ows-npo.org/activity/sango/discovery.html

posted by OWS at 17:13 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

サンゴディスカバリーツアー 館山(坂田)

11月21日に房総半島館山(坂田)で開催したサンゴディスカバリーツアーの報告です。
フィールド委員の後藤よりリポートをいたします。
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サンゴディスカバリーツアーの第2回目です。
参加者は総勢3名と少なかったのですが、その分、機動性がよく、本調査で確認できなかったエリアまでサンゴを探しに行くことが出来ました。
今回の目的は、OWSが来春発行する「造礁サンゴフィールド図鑑」に掲載する写真撮影です。
これまでの調査ではお天気や、透明度の悪さ、流れやウネリでなかなかうまく撮影できなかったのですが、今回は、明るい太陽の下、透明度が15m以上確保でき、流れも全くないというベストコンディションで、撮影ツアーを開催することが出来ました。

撮影風景.JPG太陽.JPG

本調査でコドラートを設置した場所にいくと、「キクメイシ」「イボサンゴ」「アミメサンゴ」「エダミドリイシ」などの造礁サンゴが確認できました。残念ながら新しい種は確認できませんでしたが、改めてサンゴの多さにビックリしました。

エダミドリイシ.JPGイボサンゴ.JPG

調査では自分の担当するエリアしか、見ることが出来なかったので、海域全体を観察できるディスカバリーツアーは、新しい発見もあり、とても有意義で楽しいものです。
次回は館山(西川名)でディスカバリーツアーを開催する予定です。(2月頃の予定)
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
(後藤)


posted by OWS at 17:32 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

初のサンゴディスカバリーツアー

サンゴ発見.jpgだいぶ時間がたってしまいましたが、
8月9日に三浦半島城ヶ島で開催された
サンゴディスカバリーツアー報告です。
参加者は総勢8名のツアーでした。
フィールド委員の籏野さんよりリポートをいただきました。

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OWSの初めての企画です。
「サンゴ調査で情報の集まっていない場所へ直接行って、潜って造礁サンゴを探しちゃおう!」という企画。
初めての企画はいつでもワクワクしますね。

絶対みつけてやるぞと臨んだ1本目。
サンゴにそっくりなカイメンや見事なイボヤギは見つかりましたが、造礁サンゴは見つかりませんでした。
サンゴの匂いはプンプンしていたのですが・・・。

リベンジを誓った2本目。
少し荒れた海でしたが、ひるんでいる場合ではありませんでした。
私達にはサンゴ調査という大きな課題があったのですから。
そして、ついに造礁サンゴ発見!
ニホンアワサンゴという小さくて可憐な造礁サンゴです。
7個体も発見することはできました。

1本目も2本目も、決して穏やかな海況とは言えませんでしたが、エントウキサンゴの群生があったり、大きなワラサが挨拶しに来てくれたりして、とても楽しかったです。

さぁ、次のディスカバリーツアーが楽しみです!
次はどこでどんなサンゴに逢えるのでしょうか?
(籏野)


posted by OWS at 11:18 | サンゴ調査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする