OWS事務局ブログ

2011年06月22日

行ってきました! ミッドウェー環礁・調査&ボランティアツアー


2年越しの募集で実現したミッドウェー環礁・調査&ボランティアツアーが無事終了しました!!

6月8日早朝 厳格な観察ルールのため、45メートル手前の木陰からミッドウェー初のアホウドリのヒナを観察することができました。
そして、米国魚類野生生物局(FWS)のジョン・クラビッターさんらによってアホウドリのヒナに足管(AA00)が付けられました。

▼巣立ち前のアホウドリのヒナ(撮影:三木)
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試練を乗り越え、たくましく育ったミッドウェー初のヒナ


このバンディングのニュースは、
6月10日にFWSからニュースリリースされ、
そこにはOWSの10年前に行ったデコイ寄贈への協力も紹介されました。


このツアーでは、アホウドリ観察を含む海鳥観察のほかに、
コアホウドリの胃内容物調査、海洋漂着ごみ調査、
ディスポーザブルライター調査への協力、
リーフ観察と魚網撮影、
植樹と外来植物除去などの繁殖地復旧プロジェクトへの参加、
ビーチクリーンアップなど
さまざまなプログラムを実施し、たくさんの成果を持ち帰ることができました。


▼胃内容物調査(撮影:横山)
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多くのプラスチックが見つかります


▼海鳥の島イースタン島(撮影:横山)
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足元のアジサシの卵に注意しながら進みます


太平洋を渡った津波の痕跡は、3ヶ月の時を経て緑が回復し、
一見しただけでは分かりにくいものでした。

しかし、被害を受けなかった営巣地にはコアホウドリのヒナが多数見られる一方、
津波にさらされた場所では見渡す限りヒナが見られないなど被害の甚大さがうかがえました。


posted by OWS at 11:09 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

新年度 始動!!

震災から3週間が過ぎました。
東京はようやく春らしい日差しになり、桜の蕾みもほころび始めましたが、
被災地・避難所ではまだまだ大変な状況が続いています。
一日も早い復興と、皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
現地では、支援の輪も大きく広がっています。
私たちに今できることを考え、しっかり行動していきましょう。

OWSでは、年度末に予定していたプログラムを一旦中止にして
いましたが、再実施の日程が確定しました。

●OWS実行委員会合同説明会(東京都雑司が谷) 4月30日(土)※当初の予定通り
 http://www.ows-npo.org/volunteer/index.html
●海辺の自然教室「砂浜海岸生物調査(岩海岸/吉浜海岸)」 5月14日(土)※日程変更
 http://www.ows-npo.org/activity/classroom/index.html
●「造礁サンゴ探索調査(江ノ浦/根府川)」 5月15日(日)※日程変更
 http://www.ows-npo.org/activity/sango/discovery.html
●第59回海のトークセッション(モンベル渋谷) 5月17日(火)※日程変更
  「うみのいえ 〜海底のゴミからみえてくるもの〜」ゲストスピーカー:大塚幸彦氏
 http://www.ows-npo.org/activity/ts/index.html
●ミッドウェー環礁調査・ボランティアツアー 6月6日(月)〜6月13日(月)※当初の予定通り
 http://www.ows-npo.org/activity/eco-tour/midway-ecotour2011.html


下を向いてばかりいられません。
私たちが自然とどう向き合うべきなのかを、改めて考えながら
OWSの活動を進めていきたいと思っています。

posted by OWS at 16:31 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

震災に伴うお知らせ

巨大地震と大津波で多くの方々が被災されました。
謹んでお見舞いとお悔やみを申し上げます。

まだまだ、恐ろしい事態が続いています。
関係者で安否確認ができていない皆さんもおられることと思います。
一刻も早く、一人でも多く救援できることをただただ祈るばかりです。


さて、OWSでは、未曾有の事態の中、余震、誘発地震の危険もあり、
3月中の以下の活動予定をすべて中止(延期)することを決定しました。


●3月19日(土)砂浜海岸生物調査・神奈川(参加予定者:11名)
●3月20日(日)造礁サンゴ調査・神奈川(参加予定者:9名)
●3月26日(土)ネイチャースクール三浦(参加予定者:53名)


事態を見守りつつ、今後の対応について、随時ご案内します。



posted by OWS at 14:39 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

出前授業 公文式曙橋教室 終了。

公文式曙橋教室で、出前授業をおこないました。

土曜日にもかかわらず、小学2年生から5年生までの32名の児童たちが
熱心に海ゴミについて考えました。

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アホウドリの雛のおなかの中にたまっていた、ライターやマヨネーズの
キャップにはみんな驚いていました。

またカメがビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまうという話を聞いて
みんなで水槽にビニール袋を浮かべてみる実験をしました。
白っぽいコンビニの袋や、使い終えたラップなどが水の中ではクラゲに
見えました。

その他、魚網に引っかかってしまったアザラシや、釣り針が足に刺さった
ウミネコなどの写真を見て、自分たちが野生動物の命を守るために、
しなくてはならない事を、発表しあいました。

公文式曙橋教室の皆さん、ありがとうございました。



posted by OWS at 18:08 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

出前授業 日野第八小学校

日野第八小学校での出前授業が2月25日に無事終了しました。

5時間目には5年2組36名、6時間目には5年1組、3組、4組の120名
のみんなと「海のゴミ」について考えました。

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最初にミッドウェーに棲んでいる、いろんな鳥たちをスライドで紹介し、
その鳥の特徴をよく観察して、みんなで鳥の名前当てクイズを楽しみました。

次にコアホウドリの産卵・孵化・子育て・巣立ちまでのお話をしました。
そしてその中に、巣立ちできない雛がいることを知りました。
巣の中で死んでしまった雛のおなかの中から、たくさんのプラスチックゴミ
が見つかる事を知って、みんな驚いていました。

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最後に、「私たちにできることは何か」をみんなで考えて授業は終了しました。
日野市には海は無いけれど、川で海とつながっているので、
日常の生活の中で心がけたいことの提案がたくさんありました。

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日野第八小学校5年生の皆さん。ありがとうございました。

posted by OWS at 18:18 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

セミナー&エブオブ委員会 合同説明会開催

説明会2.jpgOWSの実行委員を希望している方を対象とした説明会を2月22日19時から、事務局会議室で開催しました。

委員の活動を説明する前に、OWSの組織や活動のコンセプトを説明する時間を設け、OWSへの理解を深めていただきました。


懇親会の時間には、現在活動している委員と交流し
積極的な質疑応答もあり、有意義な時間となりました。


ぜひ一緒にOWSの活動を盛り上げていきましょう。

posted by OWS at 21:14 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

クリスマス懇親会

12月18日(土)に2010年度のクリスマス懇親会が開催されました。
会場は池袋にあるスペイン料理レストランの2階をお借りして行いました。
今年はメンバー、ノンメンバーあわせて20名の方が参加されました。

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初めてお会いする方たちも多かったので、人名ビンゴのマスに
お互いに名前を記入してもらいました。
あちらこちらで「はじめまして!!」の声が飛び交っていました。

代表理事の乾杯の挨拶で、懇親会がスタートしました。

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この日は、ミッドウェーでアホウドリが卵を産んだというニュースが
読売新聞夕刊の一面にカラーで掲載され、理事の安斎さんがその新聞を
持って来てくれたのでみんなで回覧しました。

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サンゴ調査でお世話になっている、国士舘大学非常勤講師の中井達郎
先生にもご参加いただいたので、ご挨拶をしていただきました。

2時間半の懇親会でしたが、あっという間に時間が過ぎていました。

posted by OWS at 18:58 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

長谷川博会長とOWSの支援が10年の時を経て

ミッドウェー環礁で初 アホウドリの産卵を確認

midway01.jpg

米国・魚類野生生物局(FWS)より、
絶滅危惧種アホウドリがミッドウェー環礁イースタン島で
初めて産卵した、と発表がありました。

順調に育てば、鳥島、尖閣諸島に次ぐ
世界3番目のコロニー誕生が現実のものとなる可能性があります。

読売新聞ミッドウェーのアホウドリ初産卵記事.jpgこれは10年前(2000年5月)にFWSの要請を受け、
長谷川博会長が寄贈して設置されたデコイ作戦の成果ともいえます。


このニュースは読売新聞朝日新聞毎日新聞等で取り上げられました。



当時、長谷川会長は寄付を呼びかけ
鳥島で使用した同型のデコイ16体をミッドウェー環礁に寄贈しました。

OWSでもこの計画に協力し、募金活動を実施、一部費用を負担しています。
アホウドリ・デコイ作戦“
世界で3番目の繁殖地を作って絶滅の危機を救おう”



鳥島は火山噴火の危険性があり、
尖閣諸島は中国との国境問題があるところです。
ミッドウェー環礁が第3の繁殖地になれば、
リスクを分散できるので、大変意義があります。

長谷川会長の当時の呼びかけ文には
「これは、ほんとうに夢のような計画です。
 しかし、ものごとはたいてい夢から始まるということを
 思い出してください。」とありました。
10年たった今、夢がかなうかもしれません。

このニュースはOWSにとっても大変うれしいニュースとなりました。



OWSでは、来年(2011年)6月巣立ちの時期に
ミッドウェー環礁へのツアーを予定しているので、
このつがいとヒナの成長に期待が高まっています。

ミッドウェー環礁調査&ボランティアツアー(2011年6月)参加者募集

posted by OWS at 17:36 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月13日

エコプロダクツ2010に出展しました

12月9日(木)〜12月11日(土)の3日間で、日本最大級の環境展示会
エコプロダクツ2010が、東京ビッグサイト東1〜6ホールで開催されました。

日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ2010

OWSもNPO/NGOコーナーにブースを出展しました。(N-26ブース)

全体会場には約800の企業や団体が出展をしました。
3日間で183,000名を超える来場者があり、会場内は熱気に包まれていました。

OWSブースでは、サンゴ調査・海ゴミパネル・写真展パネルなどを展示し
私たちの活動をPRしました。

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初日と2日目は、小学生〜高校生が環境教育の一環でたくさん来場していました。
次代を担う子供たちに環境に興味を持ってもらうことはとても意味のあることです。

3日目は、土曜日という事もあり、ご家族での来場者が多く見られました。
OWSブースに展示した「ネイチャースクール」の看板や、ジェルキャンドルなどの
クラフトに興味をもたれる方も多かったです。

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posted by OWS at 10:10 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

第57回トークセッション「カイメンの多様な世界」終了


セミナー委員大庭さんからの報告です。

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12月3日(金)モンベル渋谷で第57回トークセッションを開催しました。

ゲストスピーカーは、
東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所・特任助教の伊勢優史先生。

「カイメンの多様な世界」というテーマで、約40名の参加者と質疑を交えながら
お話しいただきました。

PC030021.JPG

いわゆるスポンジとしておなじみのカイメン。
でもそれが生物だということは意外と知られていません。
伊勢先生のお話は、カイメンがサンゴやホヤとは違うというところから始まりました。
それを動物界の分類を例にしてわかりやすく説明されました。

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カイメンは、動物界に約30種類ある大分類の「門」のひとつとして独立して分類されて
いるほど、独自性のある生物だとのことです。

それにその多様性。
浅い海だけではなくわかっているだけで9,000m近い深海や淡水湖でも生息しています。
温帯はもちろんですが、南極海に棲んでいる種もあるそうです。

200枚を超すスライドでいろいろなところに棲む多様なカイメンの世界をご紹介いただきました。
また、スポンジ状の柔らかいものと炭酸カルシウムの堅い骨格を持つものの違いを、
ご持参いただいた標本で参加者も実感することができました。

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見せていただいたスライドの中には、以前海洋調査船に乗り込まれて、深海の生物を
採集したときの様子を写したものがありました。
引き上げられた様々な深海の生物の独特な姿や形に、参加者も思わず引き込まれた
ように見入っていました。

また、タイムリーな話題として、伊勢先生ご自身が2008年に小笠原で発見された
新種の肉食性カイメンの貴重な写真も見せていただきました。

その独自性と、多様性。それに動物の世界でも古い起源を持つカイメン。
また、最近では抗HIV剤や抗ガン剤としての活用が期待されています。

水中の生物についての新しい興味を抱くことができた貴重な2時間でした。

posted by OWS at 22:39 | OWSトピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする