3月18日、第5回藻場調査を実施しました。
午前8時、東北大学から青木優和先生を含む3名、OWSから5名の計8名が
狐崎の調査地に集合しました。
生憎の曇り空でしたが、波はなくなかなかのコンディション。
いつも通り、器材準備のあと、調査手順のブリーフィングから始まりました。


まずは調査区画の再現のための基線、側線を設置します。

その後、側線上に設定した調査区(コドラート)を再現し、その区画内の藻類や貝類などを記録します。ナンバーリングしたアラメはサイズを計測し成長を記録。
新たに加わった幼体も記録します。


サイズ計測 マーキングしたアラメのサイズ計測
さすがに6度の水温はこたえましたが、みなさん手慣れた段取りで調査が進み、
最後には、藻場の生き物の写真撮影を終え、午後2時、無事に終了することができました。

復活したアマモ場
今後は、調査データの整理・分析・まとめなどの地味な作業が続きます。
調査にご協力いただいた皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
※この調査は地球環境基金の助成金で東日本大震災復興支援プログラムとして実施しています。