韓国の漂着ごみが日本の漁業に悪影響を及ぼすという特集が放送されました。
そしてアナゴ漁で使われるプラスチック製の魚具がたくさん漂着していました。
日本の10倍という大量のしかけを使用する韓国のアナゴ漁。
その約1割は逸失しているようです。
右の写真がOWSの西伊豆の漂着物調査で拾った漁具(アナゴ漁のしかけ)。
漁の際に様々な理由で紛失された漁具は、
海底に沈み持ち主がいないまま、生き物を捕獲するだけの幽霊漁具となって
漁をし続けます。プラスチック製の漁具は自然界では分解されにくく
長期間にわたって漁業資源を失い続けることになります。
それが今回の報道でも取り上げられたゴーストフィッシング。
最初にかかった魚が、しかけから出ることができずにそのまま死んで、
その死骸を次の魚が食べに来て
また出られなくなり死んでしまうという深刻な連鎖も生み出します。
OWSでは以前このゴーストフィッシング問題について、会報誌「エブオブVol.2」で特集を組み、
今回の報道にも出演されていた鹿児島大学水産学部・松岡達郎教授らの調査報告より
抜粋掲載させていただきました。
ホームページでもゴミ問題として紹介しています。
今回の報道で、たくさんの方にアクセスしていただきました。
http://www.ows-npo.org/activity/garbage/issue.html
「エブオブVol.1」ではミッドウェイに流れ着くアジア諸国からの漂着ゴミ問題を取り上げ
「エブオブVol.22」では日本海に押し寄せる大量のゴミ問題も取り上げました。
韓国のゴミや漁だけが問題なのではなく、日本からのゴミや漁具も北西ハワイ諸島
ミッドウェイなどに流れ着き、様々な生物に問題を起こしているのが事実です。
国境などない海のゴミ問題は本当に深刻です。




