OWS事務局ブログ

2013年05月20日

第67回海のトークセッション 終了

5月14日(火)にモンベル渋谷店5Fサロンで開催された、
第67回海のトークセッション
「海洋のプラスチックごみ問題と生分解性プラスチック活用の行方」
の様子をセミナー委員の藤堂さんにリポートしてもらいました。
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今回の講師は、大妻女子大学家政学部で人や環境にやさしい
被服材料(繊維)について教育・研究を行っている、兼廣春之さん。

まずは海洋ゴミとはどんなもので、どのような歴史を経て、現在の
問題が起きているかを解説いただいた。
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今から30年ほど前、魚網やロープなどの流出などによる生態系への
影響が懸念され、現在では海流にのったプラスチックなどの漂着物が
大きな問題となっているとのこと。

大きな懸念として、経済成長めざましい中国で、プラスチック生産が
飛躍的に伸びていることがあるが、日中韓露の情報共有が始まり、
収集・廃棄費用に予算がつくなどの、国際的な取り組みも進んでいる
事がわかった。
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また2年前の東日本大震災における海洋漂流物がどの程度流出し、
どのように各国に漂着するのかなどのデータも公開された。

これまで生産開発されてきたプラスチックは、技術・性能的には優れて
いるものの、自然界では分解できないものである。
これからは微生物が自然に分解してくれる材質で作られた
グリーンプラ製品(生分解性プラスチック)の活用を目指す取り組みが
なされているそうだ。
ところがグリーンプラ製品は、既存製品に比べて高コストで、性能的に
劣るため、なかなか普及が進んでいないところが、目下の課題だそうだ。
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詳細で緻密なお話に時間が足りなくなり、質疑応答の時間が十分取れない
ほどであったが、国際的な問題に対しての、確かな対策の一つであると
感じた時間であった。




posted by OWS at 14:58 | 海のトークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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